洗面室は、家の中で最も「使う物」と「面積」のバランスが崩れやすい場所です。一般的に多い1坪(約2畳)の洗面室では、洗濯機と洗面台を置くだけでスペースが埋まり、収納が後回しにされがち。その結果、下着やパジャマ、ストック品の置き場に困るケースが後を絶ちません。
この記事では、収納が少ない洗面室の解決策と、これから家を建てる方が後悔しないための計画ポイントを解説します。

1.なぜ「1坪の洗面室」は収納が足りなくなるのか?
一般的な建売住宅や標準仕様の1坪の洗面室、間取り図の事例です。ご覧のように「洗面台+洗濯機」を配置しただけで通路がいっぱいになり、そもそも物理的に収納することがとても難しいです。

ですが、本来洗面室に収納すべき物というのは下記のように実はたくさんあります。
洗面室に収納できたら便利な物リスト
- タオル類(バスタオル・フェイスタオル)
- 家族全員の下着・パジャマ
- 洗剤・シャンプーのストック
- 掃除用具・ドライヤー・化粧品
我が家ではこれに加えて一度着てすぐに洗わない洋服や子供もお風呂遊びおもちゃなどもあります。とてもじゃないですが1坪では物理的に収納することがとても難しいです。
2.【既存住宅向け】今すぐできる収納不足の解決法
リフォームや買い替えをしなくても、以下のような工夫で収納力はアップします。
賃貸物件など、お家の造りを変えられないとあきらめず、隙間や空間を有効に使って収めることをおススメします。
- デッドスペース活用
洗濯機上の空間に「ランドリーラック」を設置する。 - 空中収納
100均のアイアンバーやフックを使い、壁面にドライヤーやスプレーを吊るす。 - 隙間収納
洗面台と洗濯機の間の15〜20cmに「スリムストッカー」を導入。 - 扉裏の活用
洗面台の鏡裏や収納扉の内側に、小物を入れるポケットを取り付ける。
3.【新築検討の方へ】後悔しないための3つの収納設計
これから間取りを決める方の場合は、「造り付け収納」を最初から組み込むことを強くおすすめします。
可能であればランドリールームやファミリークローゼットを隣接するのもとても良い方法ですが、0.5畳でも増やすことができれば、収納量がぐっと増やせ、とても快適な状態になります。
① 「0.5畳」の増床が一生の快適さを決める

上記のように洗面室を1坪から1.5坪へ、わずか0.25〜0.5畳分広げるだけで、天井までの壁面収納が作れます。ここに家族全員の下着やパジャマが集約できれば、家事動線が劇的に改善します。
わが家が実はこの形ですが、階段下という少し限られた形であっても、このスペースがあるだけで本当にとても散らかりにくく、また動線が快適に保たれています。

② 洗濯機上の「固定棚」を標準装備に
ランドリーラックを後付けすると圧迫感が出ますが、設計段階で棚を設置しておけば、見た目もスッキリし、重い洗剤ストックも安全に置けます。
③ 「奥行き」よりも「深さ」「横幅」を重視
洗面室に収めるタオルや洗剤、その他の物はそこまで大型のものはありませんので、深いと奥の物が取り出しづらくとても使いにくくなります。奥行きは30〜40cm程度の浅い収納が最も使いやすいので、深さには特に注意してください。
まとめ:洗面室の広さは「家事のゆとり」に直結する
このように洗面室に収納が少ないと、毎日リビングや寝室などへ着替えやストックを取りに行く手間が発生します。「動線」を意識して「モノの定位置」を決め、暮らし・家事にゆとりをつくりましょう!
- 既に住んでいる方
隙間と壁面を活用した「空中収納」を。 - これから建てる方:
1坪という常識に縛られず、収納スペースを「間取りの優先事項」に。
お悩みの方 お気軽にご相談ください

片づけたいと思った日が、整理収納を始めるベストタイミングです。
「今の空間をどのように活用したらいいかわからない」
「新居こそはスッキリ暮らしたい」
とお悩みの方は、ぜひ当店までご相談ください。
お家をいちばん好きな場所に。
できるよう、精一杯サポートいたします。

